制作日和@古傷
どうも、たろすです。
いやぁ~、やりきりました!
自分で決めていた〆切日までに、どうにか作品を仕上げることができました!
私は私を誉めたい!!!あんたは頑張った!!!
なので、作品を紹介する記事が連続します。(おそらく、きっと、そう)
今回の作品は、、、結構攻めました。
あー、、、痛ぇー、、、(泣
え?私は病んでないですよ!!
これだけは言わせてください、心身ともに健康です!!!
元々生徒さんに向けてワークショップをしたときに、デモンストレーションで作成していたんですが、その後手を加えていくうちにこんな形になってしまいました。
中心にある切れ目は、ペインティングナイフでガリガリ削っていたらうっかりキャンバスを切ってしまったもので、そこから傷のように見立てて作り出したことは覚えてます。ほんと、偶然が生み出した産物の威力がすごい。。。
制作しながら考えていたことがあって、
普通に生活してたら精神的にも、物理的にも傷を負うことってありますよね?
怪我した時って、最初は出血して「痛ぇ、、、」ってなるけど、時間が経てばカサブタになって、痛かったことも忘れちゃう。
中には消えない傷もあって、感情が引き込まれることもあるけれど、それでも過去の傷にいつまでも囚われずに前を向いて進み続ける。
同じ怪我をしないように回避したり、怪我をしても傷の治し方が前よりも上手くなったり、無意識にどんどん成長している自分がいる。
そんな心の動きって、誰でも持っているものじゃないのかなって思ったんです。
結果論ですが、、、私的には、状態が違えどみんな傷を負いながら強くなっているんだよ~、今はつらいけどそのうち傷もふさがるよ~!
っていうエールを送るような作品なんですよね。パッと見グロではありますが。
師匠に作品を見せる前に、我が家の辛口コメンテーターである母親に見てもらうんです。抽象画ということもあるので、パッと作品を見たときに直感で感じたことを言ってもらうんですが、
「痛い・暗い・見たくない・私は好きじゃない・なんであんたはこんな暗い絵しか描けないの?だからお前は…以下略」
はい、大不評でした。想定範囲内です(笑
分かる!目を逸らしたくなるよね?!私よりも長く生きているあなたの心にも、こんな傷もあっただろうし、カサブタになった傷がきっとたくさんあるんでしょうね!って、何となく伝えてみましたが、半分納得したものの、私のことを猛烈に心配してました。え、、、なんか余計なこと言っちゃったかな、、、。
ちなみに、この作品はもともと処分しようと思っていたものなので、細かい制作過程はありません。
ギャラリー展に出展する予定ではありますが、ちょっと攻めすぎかなぁ。。。
別に悪いことではないと思ってるんですけどね、表現するってなんだか難しい、、、と思うたろすであった。