制作日和@白檀のにおい
どうも、たろすです。
最近、日本酒にハマり始めてます!
現時点でのお気に入りは亀泉のCEL-24、甘口 of 甘口ですが新参者の私にはぴったりの一品!
はぁ、、、飲みてぇ。
年が明けてからちょとばかしバタバタしていたせいか、撮りためてた作品を紹介するのが疎かになっちゃって、テへへ。
いやね、1/10からグループ展も始まりまして、作品制作も再開しまして、ゲームも忙しくて←
残念なことに年明けツーリングはまだ行けてないですが(泣
そのうち走りに行こうかとは思ってます、、、そのうち。。。
まぁ、世間話はこの辺にしておいて、早速制作過程をどうぞ!
元々は全く別のものを描いてましたが、全く作業が進まない!
何なら描く意味がない!って思ってしまったので、潰して新しい色をのせてみました。
イメージは『薄桃色』『苔色』『日差し』『白檀のにおい』でまとめてみました。
マチエールはいつも何となくつくっている感じでしたが、今回はパートごとにつくり方を変えてみました。
完成版です。
この作品は、私の脳裏に焼き付いて離れない色で、どうしても形に残したいとずっと思ってました。
ふとした時にこの色が浮かんで、私の心を解放してくれる。
なんというか、、、『救ってくれる』、特別な作品なんです。
どこにでもありそうな景色が、その時は特別に感じてより一層眩しく感じて、閉め切っていた自分の心が開いた瞬間だったなぁ~と感じます。
あと、神聖な香りも相まってこんな作品に仕上がったんだと思います。
感じ方次第で見えるものがこんなにも変わるもんなんだなぁ~なんて、不思議に思ったりもして、心とか感情って奥深くて、だからこそ追求をやめられない。
ずっとそばにおいてずーーーーっと眺めていたかったんですが、残念ながら嫁ぎ先が決まったのでこの作品と一緒にいれるのもあと少し。。。(うれしい反面さびしい)
新しい場所でも美しくあれ、うちの子よ!!!
と思うたろすであった。
制作日和@A Change in the Wind
どうも、たろすです。
新年、明けましておめでとうございます!
本当は、大晦日に更新をする予定でしたが、、、諸事情によりできませんでした(泣
なので、内容にちょっと1日ぐらい時差が出る可能性もありますが、ご了承願う!
作品紹介の記事で過去の話をするのもなんですが、リンクしている部分があったり、ある意味私自身の禊みたいなものでもあるので、少しだけ話をします。今後話をすることもないと思うので!もちろん、割愛しても大丈夫です(^^)
個人的に昨年は、、、 自分の人生を改めて考え直したとても重要な年だったと思います。
本当に恥ずかしい話ですが、少し前まで自分で考えて選択をするということをある意味諦めて生活をしてきました。
現実、私が考えたり選択しなくても毎日の生活は成り立つし、私の意見が誰かの選択の邪魔になるようなら、必要ないものだと。だから考えることをしなくなっていたんです。
、、、いや、本音を言ったら、悲しかったんです。自分の考えを受け入れてもらえてないと思うことがどんどん増えて、辛いときに「辛い」ということがまるで悪のように感じて、一体自分は何のために生きているのか分からなくなって、自分らしく生きられないなら消えてしまいたいとも思ってました。
人生の決断をすることは簡単ではなかったです。
未来なんて到底見えなくて、考えることを諦めてきた人間が自分一人でこれからの人生に立ち向かっていけるんだろうか、、、。
今まで築き上げてきたものを手放すことが怖くて、居心地がよかった環境から抜け出すことが不安、周りからどう思われるのか考えたくなかった。
考えることは止まらなくて、きりがなくて、毎日うんざり。
でも、自分らしさを思い出すことは諦めきれなかった。それがすべてを決めたんだと思います。
第2の人生(って言っていいのかわからないけど)を歩み始めて、すべて充実しているかって言われたら、、、まだまだ。
そんな簡単じゃない!大きなもの失ったばっかりなのに、なんか知らんけど辛いこと続くじゃん!!!
でも、、、目指したいものにもう一度向き合ってる、自分で考えて毎日決断してる、なんか生きてるなーって。
一回大きい失敗するとなんでも乗り越えられる気がして、ちょっとは辛いけど前ほど抱え込まなくなりました。うん、自分が作ってた壁をよく乗り越えた!
今までの人生を振り返って、新しい人生の方向性を定めた時、心に風が吹いたような、そんな感覚がありました。
ってなわけで、唐突に制作過程をどうぞ。
初めは濃い目の色で地を作ってから、どんどん明るい層を重ねてみました。
感情の変化みたいなものを感じるような過程になってますね〜。迷いなく制作してました!
『変化の風』
1年を表現するのにぴったりのタイトルだと思いました。
ざらついた心に人肌ほどの暖かい風が吹いて、自分の向かうべき方向に気付けた。
気付かせてくれたのは、辛いときに支えてくれた人たちだと思います。
たくさん助けてくれて、自分らしさを気付かせてくれて、本当に、、、本当にありがとう。
新しい年は、自分が大事にしたいと思える人たちを、今よりももっと大切にしたい。楽しい時も、悲しい時も、どんな時も、ほどほどな距離感で寄り添いたいなぁ〜なんて。(くっつきすぎると苦しいもんね)
制作の方では、、、心に寄り添うような、揺さぶられるような、そんな作品をたくさん生み出していきたい!
で、着想を得るためにいろんなところに行って、いろんな経験をして、いろんな気付きが欲しい!
こんな私ですが、、、今年もほどほどにどうぞよろしゅー頼んます!!!
制作日和@揺れる
どうも、たろすです。
夜勤の単発バイトを始めたせいか、すっかり夜型人間になってしまいました。
夜って、外は誰も動いている人がいないからすごく静かだし、時が止まってるみたいで、なんだか自分一人だけの世界に感じるなぁ~。ちょっと寂しいけど、、、でも嫌いではないです(´-`)
ではでは早速、作品の紹介をしちゃいますね!
まずは制作過程から。
、、、え?
中盤までの流れから最終の印象が全く違うじゃん(笑)
以前の記事で、作品のイメージフレーズのようなものを決めてからキャンバスに色をのせる、、、的なことを言ってたと思うんです。勿論、完成までフレーズを変えずに作業をしていたんですが、、、なんでこうなったかって、中盤までのノリが後半になって「違う、、、これではない!!!」って気づいちゃったし、直線が強調される作風が全くハマらなかった、、、そうしてこの結果を生み出してしまった、そういうことなんだと思う。
まぁ、、、始まりと終わりの印象が変わることは、私的にはあるあるな出来事。
恐らく6枚目あたりは、何とかして方向性を維持しながら納得いくまとまりができないかと迷走してたと思います。(笑)
悩んでいるときは大胆に行動することが場合によってはいいこともありますから、見切りをつけたら即画面を色で容赦なく潰す。そこから新しいマチエールを作る。まさに破壊と再生!!!
ちなみに、今回のイメージフレーズが『重なる・ひらひら・鮮やか・バラの香り・迷い』です。
花びらが地面へ落下するとき、表が見えて、裏が見えて、、、ひらひらと舞いながら落ちる。
私たちって普段何気なく生きてますけど、毎日選択をしながら過ごしてますよね。選択を迫られたとき、自分の善と悪が出てきて自分に問いかけてくる。今日は善の気持ちが勝ってたかと思えば、次の日になれば悪が勝ってる、、、心が揺れてるわけです。そんな心の揺れのようなものを表現してみました。
限られた時間の中で結論を出さないといけない時って、かなり頭の中で考えを巡らせますよね~。例えばタイムセール品を買うか買わないかとか、こんな時間にポテチを食べるか食べないかとか、、、あれ?ちょっと悩みの内容が薄っぺらいか?(笑)
どんなことであっても、心が揺れるって、悩みながらも生きているなぁ~って感じるんですよね、私的には。
そんな瞬間もテキトーにやり過ごさないで大事にしたいなぁ~、、、と思うたろすであった。
制作日和@溺れる
どうも、たろすです。
早朝の冷え込みを肌で感じると、なんだか冬だなぁーって思いますよね。
、、、ってか、もう12月中旬なんですね?!
っべぇ~1年早すぎるー。。。
いや、まだ2週間残ってるから。まだできることがある!今は1年の総括は控える!
でね、さっそく作品の紹介をしたいんですが、、、いいですか(^ω^)??
まずは制作過程を。
この作品は割とこまめに記録を残していたので、一連の流れが分かりやすいなぁーと個人的に思ったりします。
今回はパステルカラーで地塗りをした後、徐々に暗めの色を混ぜてみました。あと、サンドマチエールをあまり使わずに、ペインティングナイフ・筆のマチエールをメインに押し出してみました。
完成版はこちら。
んー、光沢があるせいか光が反射しちゃってますね、、、。泣
段々と溶けているような表現をしたくて、薄塗を重ねたり、水を多めに調合して上部から垂らすように塗ってます。
いつもと変わらずに時間が進んでいるはずなのに、時が止まったかのように感じて、その瞬間だけすごく心が満たされて心が溶けて、またその時間を求めてどんどん溺れていく、、、そんな心の動きを表現してみました。
あ、何となくですけど香りのイメージをつけるなら、イランイランですかね。
この作品制作は、珍しく迷いはなかったです。なんというか、、、ビジョンが見えていたこともありますが、この感情を早く昇華したかったのかもしれませんね。。。
まぁ、、、知らんけど。
と思うたろすであった。
制作日和@古傷
どうも、たろすです。
いやぁ~、やりきりました!
自分で決めていた〆切日までに、どうにか作品を仕上げることができました!
私は私を誉めたい!!!あんたは頑張った!!!
なので、作品を紹介する記事が連続します。(おそらく、きっと、そう)
今回の作品は、、、結構攻めました。
あー、、、痛ぇー、、、(泣
え?私は病んでないですよ!!
これだけは言わせてください、心身ともに健康です!!!
元々生徒さんに向けてワークショップをしたときに、デモンストレーションで作成していたんですが、その後手を加えていくうちにこんな形になってしまいました。
中心にある切れ目は、ペインティングナイフでガリガリ削っていたらうっかりキャンバスを切ってしまったもので、そこから傷のように見立てて作り出したことは覚えてます。ほんと、偶然が生み出した産物の威力がすごい。。。
制作しながら考えていたことがあって、
普通に生活してたら精神的にも、物理的にも傷を負うことってありますよね?
怪我した時って、最初は出血して「痛ぇ、、、」ってなるけど、時間が経てばカサブタになって、痛かったことも忘れちゃう。
中には消えない傷もあって、感情が引き込まれることもあるけれど、それでも過去の傷にいつまでも囚われずに前を向いて進み続ける。
同じ怪我をしないように回避したり、怪我をしても傷の治し方が前よりも上手くなったり、無意識にどんどん成長している自分がいる。
そんな心の動きって、誰でも持っているものじゃないのかなって思ったんです。
結果論ですが、、、私的には、状態が違えどみんな傷を負いながら強くなっているんだよ~、今はつらいけどそのうち傷もふさがるよ~!
っていうエールを送るような作品なんですよね。パッと見グロではありますが。
師匠に作品を見せる前に、我が家の辛口コメンテーターである母親に見てもらうんです。抽象画ということもあるので、パッと作品を見たときに直感で感じたことを言ってもらうんですが、
「痛い・暗い・見たくない・私は好きじゃない・なんであんたはこんな暗い絵しか描けないの?だからお前は…以下略」
はい、大不評でした。想定範囲内です(笑
分かる!目を逸らしたくなるよね?!私よりも長く生きているあなたの心にも、こんな傷もあっただろうし、カサブタになった傷がきっとたくさんあるんでしょうね!って、何となく伝えてみましたが、半分納得したものの、私のことを猛烈に心配してました。え、、、なんか余計なこと言っちゃったかな、、、。
ちなみに、この作品はもともと処分しようと思っていたものなので、細かい制作過程はありません。
ギャラリー展に出展する予定ではありますが、ちょっと攻めすぎかなぁ。。。
別に悪いことではないと思ってるんですけどね、表現するってなんだか難しい、、、と思うたろすであった。